繊維学会誌
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羊毛纎維斷面の一檢鏡法
祖父江 寛牧島 邦夫
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1946 年 2 巻 3 号 p. 140-141

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抄録
組織の細胞核を染色するためには專らヘマトキシリンが用ひられてゐる。著者等は皮質細胞(Corficall Cell)の分別を行ふため種々の染料を應用してみたが,ヘマトキシリン染色では思はしい結果が得られず,酸性アリザリングリーンの一色染がかへつて,滿足な結果を與へることを知つた。その方法は,斷面切片をデッキグラス上で60%蟻酸で膨潤させ,これを2%アリザリングリーンで染色して檢鏡するのである。これによると,皮質細胞の外周及び核等が比較的明瞭に分別される。切片は薄い程良結果が得られる。
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