日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
Online ISSN : 2760-3423
2003年大会学術講演会
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ふっ素系コーティング剤によるシーリング材の汚染防止効果について
*笠井 康吉川上 昌一
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p. 23

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抄録
パーフルオロアルキル基を有する含ふっ素化合物による「ふっ素系コーティング剤」はその特異な表面特性(低表面エネルギー)を有していることが報告されている。建築物の外壁面目地部等に用いられるシーリング材は、その成分による表面粘着性(いわゆる「タック」)により風雨で運ばれた塵埃・砂等が表面に付着し汚染される。この為、建物の外観を損なう場合がある。本研究では含ふっ素化合物から成る「ふっ素系コーティング剤」をシーリング材に塗布することによって汚染を防止する検討を行った。この結果、従来塗膜型のシーリング材汚染防止剤に比べ、シーリング材充填直後に塗布することが可能で、且つ、耐久性能に優れた防汚塗膜を形成することが確認できた。又、シーリング材目地周辺の有機塗膜が塗装された外壁面や部材に対しても悪影響を及ぼすこと無く多用途に渡って使用が可能であることも確認できた。
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© 2003 日本建築仕上学会
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