抄録
日本建築学会接合部防水小委員会耐久設計検討WGでは、平成13年度より建築物の接合部に使用される建築用シーリング材の耐久設計法確立と、それに必要な評価法検討を進めてきた。本報では、塗装パネルにおける各種シーリング材汚染に関し、屋外曝露試験による汚染状況の検証と促進評価法について検討した結果を報告。5種のシーリング材を打設した塗装パネルの屋外曝露試験結果から、シリコーン系シーリング材は1液、2液とも著しい汚染を生じたが、変性シリコーン系、ポリサルファイド系、ポリイソブチレン系シーリング材では顕著な汚染は認められなかった。汚染性の促進評価方法として、サンシャイン・ウェザォー・メータ試験でシーリング材から溶出成分を溶出させ、カーボンブラックを含むマーキング剤で可視化する方法を考案した。