日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
2005年大会学術講演会研究発表論文集
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アクリルウレタン系シーリング材の耐候性評価
*望月 克信本橋 健司
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 24

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抄録
高温高圧下でモノマーを塊状重合することにより、特徴を有するアクリル系ポリマーを得ることができる。本研究では、この技術により合成したアクリルポリオールを主剤とするアクリルウレタン系シーリング材を試作し、ポリオール中のアクリル含有量、アクリル組成、アクリルポリマーの製造方法の違いに着目して、試作シーリング材の促進耐候性を評価した。その結果、高温高圧下で重合したポリマーを使用した系が、通常の溶剤中での重合により得られたポリマーの系より耐候性に優れている結果となった。また、アクリルの含有量が多くなるほど、優れている結果であった。アクリルの組成については、優位な差は認められなかった。
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© 2005 日本建築仕上学会
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