抄録
抗菌剤をモルタルに混入して得られる抗菌抗カビモルタルが現場環境で実用的な抗微生物性能を発現できるかどうかを食品工場などに抗菌剤無添加から2%添加のモルタル試験体を6ヶ月間暴露して評価した。評価は暴露した環境の調査項目としては温度、湿度、細菌数、真菌数、栄養分を測定した。また、暴露した試験体については外観観察のほか、表面上の細菌数と真菌数を測定した。その結果、ゼオライト系抗菌剤を配合した場合に抗菌剤添加率と微生物の増殖抑制傾向との間に相関性があった。抗菌剤添加率2.0%では細菌、真菌に対して強い増殖抑制効果が認められた。