日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
Online ISSN : 2760-3423
2005年大会学術講演会研究発表論文集
会議情報

ウレタン系弾性接着・タイル張り外壁の疲労特性に関する研究
*秋田 金男清水 良平大塚 毅天野 晋武永吉 智之
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 44

詳細
抄録
環境問題絡みで接着剤は、大きな張りにもモルタルに代わって少しづつではあるが、使用量の増加がみられる。タイル張りに関する官民共同研究ではタイル張り耐震壁において剥落はないものの、躯体表面からの接着剤剥離が生じ接着力不足が観察され、使用部位などの検討が必要と結論された。その後の改良によりウレタン系接着材は、接着性や特性も大きく変わり、変形性能と強度のバランスから魅力的なものに変化している。この研究は、ウレタン系接着材の疲労試験により、耐久性能とその評価法を確立することを目的としている。
著者関連情報
© 2005 日本建築仕上学会
前の記事 次の記事
feedback
Top