日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
2005年大会学術講演会研究発表論文集
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木質系部材からのホルムアルデヒドの長期放散特性
*大野 吉昭本橋 健司岡部 実
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 6

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抄録
木質系材料からのホルムアルデヒドの長期放散特性を把握するため、まず、デシケータ法の基本特性を把握、実際の住宅からの部材を採取し、測定、屋外暴露試験を実施、高温高湿処理でのホルムアルデヒド増大の有無を確認。結果は半年後の放散量は、初期放散量が大きい場合は減少傾向、初期放散量が少ない場合は半年後も変化が少ない。数十年経過した木質系建材の中には一部高い放散量を示す材料があった。60℃の高温高湿条件下では、放散量が顕著に増加した。
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© 2005 日本建築仕上学会
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