日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
2006年大会学術講演会研究発表論文集
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環境保全に配慮した焼付け塗装仕様の検討
その2 素地調整に関する予備実験の中間報告
*三宅 章弘近藤 照夫
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 30

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抄録
本報告その1では、研究の概要と前処理に関する予備実験の計画について述べている。本報その2では予備実験の計画に基づき、硬化塗膜に対する付着性(クロスカット法)、耐おもり落下性、引っかき硬度(鉛筆法)、耐沸騰水性、冷熱サイクル抵抗性の5項目に関する評価結果が得られたので途中経過を報告する。各仕様とも、一次物性については良好な結果が得られた。耐沸騰水性および冷熱サイクル抵抗性では、化成処理の種類、素地の種類や塗装仕様により評価結果に差異が生じる事を確認した。今後は、促進試験および屋外暴露試験による評価を継続して、環境保全に配慮した焼付け塗装仕様を提案する予定である。
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© 2006 日本建築仕上学会
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