日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
2007年大会学術講演会研究発表論文集
会議情報

機能性材料
高耐久性帯電防止床材・工法の開発
その3 冬期施工における初期養生条件および施工方法の影響について
*袴谷 秀幸三浦 勇雄板谷 俊郎戸舘 義二原田 悟
著者情報
会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 14

詳細
抄録
半導体製造工場などの生産施設では,様々な静電気障害が報告され,その床材は帯電防止性能が必須となっている。しかし,従来の帯電防止性能の耐摩耗性は低く,帯電防止性能が劣化するケースもみられる。そこで筆者らは,様々な劣化外力に対して,十分な耐久性を持つ帯電防止床材を開発し,促進劣化後も十分な帯電防止性能を有していることを確認した。しかしながら,本開発品に関しては,帯電防止性能の経時変化など不明な点も残されている。ここでは,冬期施工における帯電防止性能の経時変化を確認し,初期養生条件および施工条件が帯電防止性能に及ぼす影響について報告する。
著者関連情報
© 2007 日本建築仕上学会
前の記事 次の記事
feedback
Top