日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
2010年大会学術講演会研究発表論文集
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タイル張り仕上げがALCパネルの曲げ強さに及ぼす影響
その1 タイルスパン、タイル目地幅とパネル曲げ強さとの関係
*水谷 吉克河辺 伸二菅谷 典央
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 52

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抄録
本研究は、JIS A 5416 ALCパネルに規定される曲げ強さ試験方法を用いて、タイル張り仕上げがパネルの曲げひび割れ荷重に及ぼす影響について実験的に確認するものである。本報では、試験の概要とタイルスパン(パネルの長さ方向のタイルの長さとタイル目地幅)とパネルの曲げひび割れ荷重の関係、ならびにタイル目地幅とパネルの曲げひび割れ荷重の関係について示す。タイルスパンが長くなるほどパネルの曲げひび割れ荷重は低下するが、タイル目地幅はパネル曲げひび割れ荷重の低下の割合を変化させる要因とはならない。
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© 2010 日本建築仕上学会
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