抄録
長期耐久性が求められるアルミニウム合金製建築外装用材料の表面仕上げには、溶剤系ふっ素樹脂塗料が多く採用されているが、VOC問題から、溶剤を含まない粉体塗料が日本でも注目されている。既報では、ポリエステルに対して、耐候性に優れる熱硬化形ふっ素樹脂を配向させた粉体塗料を試作し、アルミニウム合金に適用した硬化塗膜に対する評価結果を述べた。実用化に向けて継続的な研究を進めており、本報では、3年間の沖縄暴露試験評価、実用化に向けた大型塗装材による評価、ふっ素樹脂が表層に移行するメカニズムの検証についての結果を述べる。