日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
2012年大会学術講演会研究発表論文集
会議情報

2012年大会学術講演会研究発表論文集
屋外暴露環境下における仕上塗材・塗料の光沢保持率低下予測に関する検討
*長谷川 拓哉千歩 修
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 12-

詳細
抄録

仕上塗材の耐候性の評価として、一般に光沢保持率が用いられている。建築物の維持保全のため、仕上塗材の寿命予測を行うにあたり、光沢保持率の予測をすることは重要と考えられる。しかし、屋外暴露環境下における光沢保持率低下の予測については、いくつかの提案があるものの、まだ明らかではない点が多いのが現状である。そこで、本研究では、既往の研究の文献調査を行い、屋外暴露環境下における光沢保持率低下の傾向を明らかにするとともに、その予測式を提案した。提案した式による予測結果は、屋外暴露試験結果をよく表現できることを確認するとともに、代表的な仕上塗材について美観上の寿命の算出を行った。

著者関連情報
© 2012 日本建築仕上学会
前の記事 次の記事
feedback
Top