抄録
アスベスト含有成形板は、表面が経年劣化することによりアスベスト繊維が飛散する可能性がある。現在、劣化したアスベスト含有成形板を対象とした塗装による飛散防止技術が開発されつつある。本研究では、茨城県古河市にある築23年の鉄骨造倉庫の屋根・外壁面のスレート波板に対して塗装改修を行い、屋外暴露経過1.5年後の評価を行った。また、劣化したスレート波板に対して塗装仕様を適用した際の耐久性評価として温冷繰返し試験を検討した。 最後に、屋外暴露試験の結果と温冷繰返し試験の結果を比較し、相関性の確認を行った。