抄録
環境問題から建物の高耐久化が要求されるようになったことで、外装仕上材等の建材の性能評価における促進試験の重要性がより高まってきた。しかしながら、耐汚れ性についてみると、現状では実用的な促進試験方法がないために、メーカーは独自の試験で評価しており、ユーザーとしては同じ土俵で性能評価を行うことができない。そこで、適切な試験方法を提案することを目的に、日建連内で研究活動を行っている。その活動の一環として、塗装材料の屋外暴露試験を行っている。本報告では、暴露12ヶ月間で得られた各種塗装材料の光沢保持率、色差、明度差の結果を報告している。結果として、塗装系によって汚れの程度が異なることが分かった。