抄録
暴露地ごとの汚れの程度の差異を調べるために、その1で示した屋外暴露試験を国内の10カ所で行っている。また、各地の汚れの程度を評価するために、標準試験片という考え方を導入し、耐久性の高い材料である磨りガラスとPTFEを使用して、塗装材料と同様に屋外暴露試験を行っている。本報告では、暴露12ヶ月間で得られた各種塗装材料の光沢保持率、色差、明度差の結果を暴露地ごとにまとめ、比較検討している。その結果、光沢保持率や明度差については、暴露地間で異なる傾向を示し、汚れの付着に差があると推察された。また、標準試験片については、磨りガラスとPTFEの明度差が塗装試験板の平均明度差とがほぼ対応することが確認された。