日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
2015年大会学術講演会
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2015年大会学術講演会研究発表論文集
防火被覆の熱特性を考慮した区画構成部材の耐火性能
その2 温度予測モデルの構築
*冨山 涼鈴木 淳一王 兪翔大宮 喜文
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p. 14-

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抄録

本研究では、各種防火被覆材料の熱特性と熱物性値を用いて、火災時における区画構成部材の温度上昇特性を明らかにすることを目的とした。耐火炉加熱に曝される耐火被覆された鋼材、中空層を有する小規模乾式壁、柱と壁によって構成される複合部材の温度上昇を、数値熱流体解析プログラムを用いて再現をした。その結果、鋼板に耐火被覆材を施した試験体は耐火被覆材の熱伝導率や比熱が明らかであれば、数値計算により、比較的良好な再現ができることが明らかとなった。

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