抄録
木材を接合して集成材を製造する方法として、接着が多く利用されている。しかし難燃木材を接着する場合には、接着性が低下するという課題がある。そこで筆者らは、構造用集成材を中心に利用されているレゾルシノール・フェノール樹脂系の接着剤を難燃木材に適用した場合において、樹種の組み合わせおよび難燃木材の表面処理方法の因子が接着性に及ぼす影響を評価した。その結果、難燃木材の接着相手となる樹種の種類によって接着性が変化する点と、難燃木材にある種のプライマーを塗布することで、著しく接着性が向上する点が明らかになった。