日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
Online ISSN : 2760-3423
2016年大会学術講演会
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2016年大会学術講演会研究発表論文集
セラミックタイルの再利用工法の開発
その2 塩酸浸漬後タイルの洗浄方法の検討
*吉田 真悟森田 翔鈴木 貴大松原 道彦山本 正人高橋 拡
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p. 25-28

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抄録
モルタルが付着した廃タイルを、塩酸に一定期間浸漬することで、タイルからモルタルを綺麗に除去し再利用する方法を開発した。前報では、塩酸浸漬後のタイルに塩化カルシウムを主成分とする塩が残留し、特に弾性接着剤での接着時に接着阻害因子となることを報告した。本報では、塩酸浸漬後のタイルの洗浄方法として、3種類の方法で洗浄試験を行い、阻害因子である塩のより確実な除去方法について検討した。試験の結果、洗浄方法としては「水浸漬」が他の方法に比べて塩をより確実に除去することがわかった。また、吸水率の異なる4つのタイルを用いて、水浸漬による塩の溶出について試験を行った結果、タイルの吸水率が大きいほど、溶出速度も大きいことがわかった。タイルの吸水率を考慮して、水浸漬期間を決める必要がある。
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© 2016 日本建築仕上学会
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