主催: 日本建築仕上学会
会議名: 日本建築仕上学会2017年大会学術講演会(第28回研究発表会)
回次: 28
開催地: 東京大学(本郷)小柴ホール(理学部1号館中央棟)
開催日: 2017/10/26 - 2017/10/27
p. 169-172
本研究は、塗装技能工の技術伝承に資することを目標とする。モーションキャプチャと筋電図を用いた人間工学実験に基づき、熟練塗装技能工の作業動作の特徴を定量分析した結果を記述する。11名の熟練技能工と11名の初心者のローラー塗装動作を比較した。熟練技能工が塗装作業中にローラーを握る手の筋活動は、初心者の約半分であった。熟練者の塗装作業時間は、初心者の約75%であった。上下往復塗装の速度変化について、熟練工に共通するパターンが見られた。上下の端20cm部分から急激な加減速が行われ、それ以外の位置では概略一定の速度であった。