主催: 日本建築仕上学会
会議名: 日本建築仕上学会2017年大会学術講演会(第28回研究発表会)
回次: 28
開催地: 東京大学(本郷)小柴ホール(理学部1号館中央棟)
開催日: 2017/10/26 - 2017/10/27
p. 49-52
浸透性吸水防止材は、美観性、吸水防止等の目的で打放しコンクリート表面等に塗付される。日本建築学会「鉄筋コンクリート造建築物の耐久性調査・診断および補修指針(案)・同解説」の中で「浸透性吸水防止材の品質基準(案)(1997)」が提案されているが、JIS化はなされていない。本研究では、モルタル下地の調合が透水性に影響を与えることに配慮して、6種類の調合でモルタル下地を作製し、それらのモルタル下地に浸透性吸水防止材を施工し、塗付したモルタル下地の透水性を評価した。その結果、JIS R 5201(セメントの物理試験方法)に準拠したモルタル下地が浸透性吸水防止材の評価に適当であることが判明した。さらに、JIS R 5201に準拠したモルタル下地を用いて、溶剤系浸透性吸水防止材2種類、水性系浸透性吸水防止材2種類の合計4種類の浸透性吸水防止材について、浸透性吸水防止材の浸透深さ及び透水性を評価した。結果として、溶剤系と水性系による明確な差は確認することが出来なかった。