超高層集合住宅の大規模修繕は近年増加する傾向にあり、建物によっては工事が複数回行われているものもある。超高層建物の大規模修繕改修時に行うシーリング材の劣化調査では、ゴンドラを使用するため、部分的な評価しか行えず、建物全体の劣化状態を把握するのが難しい。一般的な劣化評価方法の内、目視評価は、経験により個人差が生じ、引張試験では、試料を10㎝以上採取し、持ち帰って試験しなければならないため、時間を要する。そこで本研究は、効率よく簡易的に超高層建物のシーリング材の劣化評価を行うことを目的とし、促進耐候性試験によって、硬度測定と化学分析により引張性能を評価した。