主催: 日本建築仕上学会
会議名: 日本建築仕上学会2018年大会学術講演会(第29回研究発表会)
回次: 29
開催地: 東京大学(弥生)弥生講堂 一条ホール(農学部)
開催日: 2018/10/24 - 2018/10/25
p. 109-112
その3では、前報を踏まえ、左官材料による内装左官仕上げ壁の、下地構法を含めた臭いの除去機能試験を行い定量化し、その機能を明確にする。実験では、左官材料として代表的な漆喰・珪藻土と、塩ビ壁紙・ペイントの試験体を、容積約3Lの密閉容器を用いた簡単な方法で臭い除去の機能を評価し、機能性の比較を行った。対象臭い物質をアンモニア一種に設定した。さらに、中性化による経年劣化試験体による臭い除去機能試験を行った。その結果、臭い吸収量はペイント・クロスの試験体の吸収量に対し、左官材料を使用した試験体は最大2.74倍~最小0.69倍を吸収した事ことなどが把握できた。10年程度の経年劣化では左官材料の機能は持続されることが分かった。