床面において、高い意匠性や高耐久性を有している磁器タイルは多くの建築物に使用されている。しかしその特性上、雨天歩行時にスリップ事故を誘発することがある。また塗り床に関しても、同様の条件で滑りやすい状態の床面が存在しており、前述と同様にスリップ事故の報告がなされている。一般的な防滑対策としては、防滑テープの貼付などの簡易方法が挙げられるが、意匠の変化や経時によるテープの劣化および剥がれの問題が存在するため、施工可能箇所が限定される。本研究では同対策の抜本的解決手法として、クリヤー塗料の塗布と透明性骨材散布の組合せによる工法を確立し、その効果と有効性を実験にて評価する。