主催: 日本建築仕上学会
会議名: 日本建築仕上学会2021年大会学術講演会(第32回研究発表会)
回次: 32
開催地: オンライン形式(ZOOMウェビナー)
開催日: 2021/10/21 - 2021/10/22
p. 61-64
近年、持続可能な開発目標SDGsへの対応を念頭に、建築物の長寿命化が望まれている。建築物の長寿命化には、高耐久性の建材を適用することが挙げられる。シーリング材が高耐候性外装材と同等の耐候性を発揮すれば、塗装改修と同時に目地改修が実施可能となり、意匠性の長期確保と外壁改修の効率化によるコスト削減に寄与する。本報では、前報に続き、マイクルリンクルストラクチャーを塗膜表面に形成した、新しい、マットな仕上がりを実現した高耐候性ふっ素樹脂塗装と1成分系ポリウレタン系シーリング材との接着耐久性を評価した。具体的には、30年相当の促進暴露後の引張接着性試験および繰返し疲労試験を実施した。その結果、良好な接着耐久性を確認した。また、比較対象とした2成分系変性シリコーン樹脂系シーリング材は、微細なひび割れが発生し、生産性や品質確保の観点に加え、美観についても1成分系ポリウレタン系シーリング材の方が優位であることがわかった。