木材に塗装して難燃化する技術について、その1で報告した塗装仕様を構成する各種塗料を変更・改良することで、種々の性能の向上を図った結果を報告する。下塗り塗料では、塗膜硬度が中程度のバーサチック酸系の塗料を使用することで、耐アルカリ汚染性と皺より抑制性が良好となった。水ガラス塗料では、シリカを添加することで粘度調整をすることができることがわかり、シリカの添加量が少ない場合液だれ性が不良となり、逆に多い場合は平滑性が不良になる傾向で、これらが問題とならない適切な添加量の条件を見出した。上塗り塗料では、水ガラス塗料にケイ酸リチウムを混合すると付着性が向上する点と、アクリルウレタン樹脂を2回塗りの計200 g/m2とすることで、良好な付着性と耐水性が発現する点が把握された。