インターロック繊維を濾材として用いた浸漬濾床と回転円板装置について,流量,回転数,浸漬率がアン モニア除去に与える影響を処理水のアンモニア態窒素(NH4-N)濃度1, 0.5mg-N/Lにおいて調べ比較した。 浸漬滅床では,流量に比例してアンモニア浄化能が増加した。 RBCでは,アンモニア浄化能に対して回転数 12-18rpm,浸漬率40%以上で高い値を示した。流量の増加に伴って,アンモニア浄化能も少し増加したが, 浸浅漬床より影響は小さかった。 NH4-N濃度1mg-N/Lにおけるアンモニア浄化能は浸漬濾床(流量,240L/h) では最大約0.25g-N/m2/day, RBC (回転数12rpm,浸漬率50%,流量120L/h)では最大約0.15g-N/正2/dayと なり,浸浅濾床の方が高い値が得られた。