日本フットケア学会雑誌
Online ISSN : 2424-1350
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研究報告
コメディカルによる足病変早期発見への取り組み:
「滝井フットスキャン」の評価
坂下 英樹大久保 縁谷村 裕嗣山本 暢子山尾 順深山 紀幸駒井 宏好
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2017 年 15 巻 2 号 p. 65-68

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抄録

【要旨】入院患者の足病変早期発見・治療・ケアの提供を目的とした一般病棟看護師によるスクリーニングシステムを構築し,運用開始後 22 ヶ月で 125 件の報告があった.そのうち,はじめての足病変発見や,すでに足病変と認知されていたが評価を必要とした病変は,合わせて 51 例(41%)あり,発見から診療科受診までは平均 3 日で到達していた.このシステムにより足病変の早期発見,治療介入が可能となり,かつ看護師のフットケアに対する意識向上にも役立っていると考えられた.

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© 2017 日本フットケア学会
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