関西医科大学総合医療センター 血管外科 関西医科大学 外科学講座
関西医科大学総合医療センター 看護部
関西医科大学総合医療センター 皮膚科
医療法人毅峰会吉田病院
2017 年 15 巻 2 号 p. 65-68
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【要旨】入院患者の足病変早期発見・治療・ケアの提供を目的とした一般病棟看護師によるスクリーニングシステムを構築し,運用開始後 22 ヶ月で 125 件の報告があった.そのうち,はじめての足病変発見や,すでに足病変と認知されていたが評価を必要とした病変は,合わせて 51 例(41%)あり,発見から診療科受診までは平均 3 日で到達していた.このシステムにより足病変の早期発見,治療介入が可能となり,かつ看護師のフットケアに対する意識向上にも役立っていると考えられた.
日本フットケア・足病医学会誌
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