抄録
林道の適正規模を道路間隔でとらえようとする場合,適正集材幅を基にすべきである。この考え方から,ダブルエンドレス型架線の集材費用モデルを用いて,伐区を長方形としたときの単位量(ton)当りの集材費を,搬出材に対する林道費の負担方法が異る場合について計算し,計算例を示した。その計算例から,林道費負担が集材費に与える影響が大きいこと,また,小面積一定林分からの搬出の場合林道費負担分の影響により,適正集材幅は,単位出材量(ton/ha)が少ないほど短かくなり,より高密な路網が必要とされることなどが示された。