森林研究
Online ISSN : 2759-3134
Print ISSN : 1344-4174
木製構造物で補強された斜面の模型実験に対する有限要素解析の適用性について
山崎 一林 英夫野渕 正
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ジャーナル オープンアクセス

2024 年 73 巻 p. 35-47

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抄録
木製土留め構造物による斜面補強効果を定量的に検討する目的で,破壊規準にモール・クーロン式を,塑性ポテンシャルにドラッカー・プラガー式を用いた2次元弾塑性有限要素解析を行い,乾燥砂質土地盤による模型実験と比較した。その結果,水平地盤におけるフーチングの応力-沈下量関係を良好に予測することができた。一方,補強斜面への荷に関しては,限界荷重までの強度変形特性をある程度シミュレートすることができたが,限界荷重以後におけるフーチング応力の減少を表現できなかった。その理由としては,部材の接合条件に対応した壁面剛性および土-補強材間の相互作用に関するモデル化が不十分で,これらの効果が過大評価されていると考えられた。
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© 2024 京都大学フィールド科学教育研究センター
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