(財)北海道森林整備公社
2006 年 5 巻 p. 155-166
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北海道置戸町の道有林内には昭和30年設定の照査法試験林がある.ここでは 8 年の経理期で 5 回目の伐採が完了した.今回,この間の施業成果を総合的に分析した結果,本試験林の全林分で,横軸に直径階数,縦軸にha当たり立木本数(対数値)とする片対数グラフ上で直径-本数回帰曲線がほぼ直線となり,この回帰式より林分蓄積の正確な算出が可能なことが判明した.1 本の直線が林分蓄積を表すとなると2本の直線に挟まれた区間は蓄積差(伐採量)となる.この関係から森林施業の最適化のシミュレート法を発見した.
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