日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集
第22回ファジィ システム シンポジウム
セッションID: 7A3-1
会議情報

悪性黒色腫自動診断のための、ダーモスコピー診断指標の数値定量化
*彌冨 仁岡 博史田中 勝尾川 浩一
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
悪性黒色腫は、進行が極めて早く早期発見が極めて重要であるが、母斑(ほくろ)との識別は皮膚科専門医でも難しい。我々は、インターネット上に319枚のダーモスコピー画像の解析結果を元に悪性黒色腫自動診断システムを構築しており、交差検定評価において感度90.7%、特異度80.7 %を実現している。システムは結果を0から100の悪性度という数値でのみ提示するが、今後システムの実用性、信頼性を高めるためには、皮膚科医が着目している画像上での特徴について定量的で、わかりやすい形で提供する必要がある。本報告では、悪性黒色腫に対する15種類の皮膚科医の診断基準を、画像から一意に計算できるパラメータで表現できないかを、回帰モデルを作成することで調査した。本実験により、多くの診断基準について、皮膚科医の判断とほぼ同程度の結果が確認でき、コンピュータによるダーモスコピー画像のパターン識別の実現性が確認された。
著者関連情報
© 2006 日本知能情報ファジィ学会
前の記事 次の記事
feedback
Top