抄録
緊張はスピーチやプレゼンテーション,会議,コールセンターなどの日常業務において悪影響をおよぼす.従来の緊張検出手法では,その拘束性や侵襲性の高さ,即応性の低さのために日常業務で緊張検出を行うことが困難であった.そこで,非接触,非侵襲かつ即応性が高い音声による緊張検出法を提案する.本手法では喉の筋肉の状態を声道の形状からモデル化することにより緊張状態を検出する.また,軽度な緊張やミスの原因となりうる強い緊張など様々な程度の緊張状態があり,それを分離することが求められている.そこで,皮膚電気活動や心拍数などの生体情報からラベル付けを行うことにより,様々な程度の緊張状態を分離する.