抄録
オフィスワーカーの中間管理職の業務時間の約70%が会議に費やされていると言われており、会議の効果的な運営が求められている。情報機器の発達と共に、IT技術による会議支援が提案されている。例えば、ビデオ会議や電子黒板等に代表される支援があるが、簡単な情報共有が可能な程度で、活発で有意義な会議にする為の電子的な支援はほとんど行われていないのが現状である。本研究では会議の参加者全員が同じ場所に集まりface-to-faceで行われる対面会議を対象とし、会議の状況を全員でアイデアを出し合う「発散」フェーズ、解決案を出そうとする「収束」フェーズという2つのフェーズに分け、それぞれのフェーズにおける現状の問題点を挙げたうえで、それらを解決する為に必要な支援機能の検討を行った。これらを踏まえたうえで有用な会議支援システム構成を検討する予定である。