抄録
バナー広告はインターネット広告において主流となっている.ユーザにクリックされやすいバナー広告をデザインするためには,広告のデザイン要素と感性との関係を明らかにする必要がある.
本研究では,さまざまなデザイン要素を持つバナー広告に対するユーザの感性やイメージを,感性工学を用いて明らかにし,ニューラルネットワークを用いてモデル構築を行う.また,「ついクリックしたくなる」度数である人気度とバナー広告の感性を結びつけ,ユーザが「ついクリックしたくなる」バナー広告に対してどんな感性を持っているかを明らかにする.