抄録
人間が行っているような推論と学習を表現するために、データがひとつず
つ与えられるごとに推論を行いながら学習も行う状況において、抽象度が
異なるいくつかのルール形式の知識表現を用いて、推論法の切り換え、知
識の再構成、知識表現の切り換えを行うような手法を以前に提案した。こ
の手法で利用しているすべてのルール生成法は、大雑把にはデータ集合か
ら木(ID3のように根に全データ集合、各節点にはその部分集合を持つ)を
つくる処理とその木からルールを得る処理の2つからなっていると見なせ
るため、今回はこれらの処理を状況に応じて切り換えるように拡
張する。これによって、推論/学習時に細かい部分ごとに切り換えること
ができ、より細かい調整を行うことができるようになる。