抄録
心臓の筋肉に酸素や栄養を送る血管を冠動脈と言い、冠動脈疾患は血管内に堆積したプラークが破綻し血管が詰まることにより引き起こされる。心筋梗塞はその代表例である。破綻し易い不安定プラークかそうでない安定プラークかを判断するためには、プラークの組織構成を知る必要がある。本研究では、カテーテルを用いた血管内超音波法によりプラークを構成する物質とその構造を高精度に同定し、また臨床現場で医師が直感的に把握し易いように、プラークの3次元構造を視覚的に把握しやすい形態で描画する統合診断支援ソフトウェアを開発する。