抄録
病院の電子カルテ上に記録されている退院サマリの内容評価を行うため、各患者の手術履歴を組み合わせた退院サマリ分類アルゴリズムを提案する。保険システムのDPCコードに基づき退院サマリの分類を行うが、DPC定義の手術名とカルテ中の手術歴の連携をとることで、退院サマリの形態素の類似度を計算する。高知大学医学部附属病院の2007年から2009年の退院サマリ及び手術歴のデータを利用し、DPC42種420サマリのデータに対し、分類を行い、分類精度が82%であり手術歴を利用することで分類精度が向上することを確認した。提案アルゴリズムを用いることで、各病院で用いられる単語や手術頻度の評価が相互に行うことが可能となる。