近年,インターネットの普及によりユーザーが求める多くの情報を検索することが容易となっている。しかし,実際に検索を行うと,検索結果はリスト状であるため見にくく,また関連性の低いものが検出されることが多く,それらの間の関連性もよくわからない。 そこで本研究では,検索結果によって得られたWebページの多くのリンク先と検索ワードの関連性の解析を行い,SOM（自己組織化マップ）を用いて,リンク先と検索ワードの関連性を視覚化することを目的とした新たな検索システムを提案する。ただし,実際のwebのリンクは様々な種類で莫大な数のリンクが存在するため,本研究では実験的に,Wikipedia内で基本的なシステムの開発を行っている。
