抄録
現在の医薬品の薬効分類は、部分的に成分や作用部位に関する分類がなされており、純粋に薬効にもとづくものとなっていない。先行研究では、医薬品添付文書の効能・効果に記載されている文章に出現する名詞をもとにした循環器官用薬の分類手法が提案されたが、医療用医薬品全体の分類は行われていなかった。そこで本研究では、医療用医薬品全体を対象とし、効能・効果の記述へ階層的クラスタリングを適用して得られたデンドログラムを用い、デンドログラムの各分岐で分割されるクラスタ内に出現する医薬品数と単語数の関係を調べ、これもとにクラスタ抽出基準を求める手法を提案する。