抄録
現代の子どもは体力レベルが低下しているという報告がある。要因の1つとして考えられているのは、身体活動の減少と言われており、特別支援児童に至っては健常児よりもさらに低く、健康維持のための支援方法の検討が早急に求められている。そこで本研究では特別支援児童の運動不足解消を支援するシステムの開発を目的とする。システムを利用することで運動する機会を増やすとともに、運動への動機付けを行うことで運動不足を解消することを狙いとしている。そのためにスマートフォンを用いて運動を計測し、クラウド上にデータとして保存する。保存されたデータはブラウザから閲覧可能であり、学校や家庭での指導に役立てることで狙いを達成する。