抄録
本論文では,食材の購入を考慮した食生活支援システムを提案する.栄養と好みを考えながら,毎日の献立を考えることは大きな負担である.この問題を解決するため,著者らの先行研究では,ユーザの嗜好と健康を考慮した献立を推薦する食生活支援システムの開発が行われている.しかし,実際の生活では月々の予算や保存した食材などを考えて献立を作る.また,栄養量は長期的に管理するべきである.そこで,本研究では,予算,余剰食材の使用量や栄養量を長期的に管理しつつ,ユーザの好みを考慮した料理を提案するシステムを作成した.そして,提案システムのシミュレーションを行い,システムが適切に動作していることを確認した.