主催: 日本知能情報ファジィ学会
会議名: 第34回ファジィシステムシンポジウム
回次: 34
開催地: 名古屋大学
開催日: 2018/09/03 - 2018/09/05
近年,社会問題として少子高齢化に伴う介護市場の労働力不足が懸念されている.[1]その介護の現場から期待を寄せられているのがパワーアシストである.介護の現場でパワーアシストは人を抱える時などに効力を発揮するが着脱に時間がかかるため,一日の仕事を通してみると使い勝手に難があり効率的ではない.装置の着脱に手間がかかる原因はセンサ部にある.パワーアシストに使われている筋電センサには湿式(パッシブ)と乾式(アクティブ)二つの種類がある.現在使われているセンサは湿式がほとんどであり,これが着脱に時間のかかる原因になっている. パワーアシストに使うセンサとしての性能は乾式電極の方が優れており着脱に手間もかからないが,乾式電極はセンサのケースに使われている素材が固く,長時間皮膚に密着させると使用者に苦痛を与えるため,既存の乾式電極ではパワーアシストに適しているとは言えない. そこで,本研究ではパワーアシスト装置のように長時間皮膚に接触させても装着者に苦痛を与えず,皮膚との密着力もある柔らかいアクティブセンサを開発することが目的である.