日本顎関節学会雑誌
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<EBMを活用した顎関節疾患の臨床>読んだ論文で注意すべきこと
西山 暁
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2017 年 29 巻 3 号 p. 162-165

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抄録

われわれは,EBM(evidence based medicine)を患者に提供するために,良質なエビデンス(臨床研究の結果)を集めることが必要である。特にシステマティックレビュー(SR)やRCT(randomized controlled trial)が重要である。SRではすでに各研究のアウトカムについて評価されているが,RCTについては改めて効果推定値の確実性を評価する必要がある。“risk of bias”はその際に必要なポイントの一つである。

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© 2017 一般社団法人 日本顎関節学会
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