日本赤十字社和歌山医療センター 消化器内科
2009 年 51 巻 10 号 p. 2728-2734
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症例は84歳,女性.約1年前に急性胆管炎のため入院歴があり,内視鏡的乳頭切開術を施行されている.発熱,嘔吐を主訴に受診し,肝胆道系酵素高値を認めたため,胆管結石を疑い緊急入院.ERCPを施行したところ,左右の胆管が各々別個に乳頭へ開口する重複胆管であり,各々に結石を認めたため,内視鏡的に截石を行った.重複胆管症は非常に稀な胆管の先天異常であり,貴重な症例のため報告する.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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