日本消化器内視鏡学会雑誌
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症例
全病変を内視鏡的に切除し得た食道,胃,十二指腸,大腸の4重複5多重癌の1例
柳田 直毅本橋 修高木 精一西村 賢中山 昇典渡邉 幸博
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2010 年 52 巻 2 号 p. 242-247

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抄録
近年,重複癌報告は増えたものの,4重複癌は稀であり,その多くは外科手術例である.本例はS状結腸癌にEMR,十二指腸癌にESD,胃癌にEMRL,異時性多発食道癌に2度ESDを施行したものである.本例は検索範囲内で唯一の消化管4重複癌症例であり,その上全病変を内視鏡的に切除できた稀な症例である.内視鏡検査が普及し,早期の消化器重複癌の発見が可能になったため,重複癌を念頭においての定期検査が必要である.
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© 2010 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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