藤沢市民病院 外科
藤沢市民病院 病理診断科
2011 年 53 巻 5 号 p. 1457-1464
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前立腺癌の直腸浸潤は稀な病態で,びまん浸潤型大腸癌との鑑別に苦慮することも多い.内視鏡所見では全周性の狭窄をきたし,全体像の観察や超音波内視鏡の十分な操作も困難であることが多く特徴的所見に乏しい.また,血清PSAやCT,MRIのみから診断することも困難であるため,全周性の直腸狭窄,特に粘膜面に明かな腫隆や潰瘍を指摘できない場合は,積極的に直腸粘膜PSA免疫染色を行うことが有用であると考えられた.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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