日本消化器内視鏡学会雑誌
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手技の解説
中下咽頭のルーチン観察法
堅田 親利田辺 聡正來 隆中山 明仁岡本 牧人小泉 和三郎
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2011 年 53 巻 8 号 p. 2038-2048

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抄録

近年の内視鏡技術の進歩により,表在性の病変の視認性が向上する画像強調法が日常診療に導入された.これに伴い,上部消化管内視鏡検査の際に通過する頭頸部領域から,消化器内視鏡医が数多くの頭頸部表在癌を発見するようになった.本稿では,頭頸部表在癌の拾い上げ診断に関する知識を整理し,中下咽頭のルーチン観察法について解説する.

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© 2011 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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