日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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症例
発見から8年以上経過し,内視鏡で再検し得た 特発性腸間膜静脈硬化症の1例
大須賀 達也, 松本 尊彰, 太田 和寛, 小川 浩史, 北見 元哉, 品川 秋秀, 石村 恵美, 志柿 泰弘, 中島 英信, 中田 秀史, 角田 力, 岩井 泰博, 松森 良信
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2012 年 54 巻 6 号 p. 1844-1852

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抄録
患者は79歳,男性.右季肋部痛の精査目的で行った腹部CTにて右側結腸周囲静脈の石灰化を,大腸内視鏡検査にて,右側結腸中心に暗紫色,浮腫状粘膜を認めた.生検病理組織学的所見では,粘膜固有層に膠原線維の増生を認めた.以上より特発性腸間膜静脈硬化症と診断し,保存的に経過観察していた.その後は無症状であったが,8年後の大腸内視鏡検査で病変の範囲はS状結腸まで拡がっていた.長期間無症状で経過し,内視鏡的に再検し得た特発性腸間膜静脈硬化症の1例を経験したので報告する.
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© 2012 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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