日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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症例
NBI併用拡大内視鏡観察が診断に寄与した胃黄色腫と併存した早期胃癌の1例
辻 国広土山 寿志中西 宏佳早稲田 洋平吉田 尚弘竹村 健一山田 真也丹羽 秀樹片柳 和義車谷 宏
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2013 年 55 巻 3 号 p. 445-449

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抄録
症例は67歳男性.前医の上部消化管内視鏡検査にて早期胃癌を指摘され,当院紹介となった.術前の内視鏡検査では前庭部後壁に径15mm大の陥凹性病変を認めた.白色光観察では胃黄色腫との鑑別は困難であったが,NBI併用拡大内視鏡観察にて早期胃癌と診断しESDを施行した.切除標本の病理組織所見では胃黄色腫にほぼ重なるように早期胃癌を認めた.胃黄色腫と併存する早期胃癌の症例は過去にも報告されているが,同病変のNBI併用拡大内視鏡観察の報告はなく,今回報告する.
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© 2013 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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