日本消化器内視鏡学会雑誌
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手技の解説
コンベックス型超音波内視鏡による胆膵疾患スクリーニングのコツ
北野 雅之坂本 洋城工藤 正俊
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2014 年 56 巻 2 号 p. 296-308

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抄録

胆膵疾患に対するコンベックス型超音波内視鏡検査は,主に経胃,経十二指腸球部および経十二指腸下行部の3ステーションから観察を行う.周辺臓器・大血管との位置関係を把握した上で,内視鏡の進行方向移動,捻り回転,アップ・ダウンアングルを組み合わせて,連続的に膵実質・膵管・胆道を観察する.血管と胆管・膵管の識別には,ドプラモードを使用する.胃からは,主に肝臓,膵頭部の一部,膵体尾部を描出する.門脈の走行に沿って内視鏡を進めると膵頭体移行部が描出され,時計回転により膵尾部側へ撮像を行う.十二指腸球部からは,主に胆道,膵頭部を観察する.コンフルエンス部から反時計および時計回転行うことにより,それぞれ膵頭体移行部および膵頭部が描出される.内視鏡を押し進めるとスキャンが胆管の肝側へ移動する.下行部からは主に膵頭部,乳頭部が観察される.内視鏡のストレッチ後,大動脈の画面右上方で膵頭下部を描出し,少しずつ引き戻すことにより,乳頭部が描出される.

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© 2014 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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